種類も豊富で手軽に購入できるコンビニ弁当ですが、添加物が健康に影響を及ぼすのではないかという声もあります。
今回は、コンビニ弁当がやばいと言われる理由や、添加物について調査してみました。
コンビニ弁当はやばい?体に悪いのは本当なのか
コンビニ弁当は体に悪いからやばいよと言われることがありますが、コンビニ弁当が体に悪いと思われている理由としてよく挙げられるのは以下の点です。
①栄養が偏る
糖質が多い、脂質も多い
②食品添加物が使用されている
丼ものやパスタなどを始め、菓子パンやおにぎりに至るまで様々なものに食品添加物が使用されています。
防腐効果であったり、おいしさを一定期間保つために使用されているものですが、摂りすぎは健康面で心配があります。
コンビニ弁当が体に悪いと言われる理由は、食品添加物が多く含まれるというところが大きいと思われます。
コンビニ弁当の添加物の効果!腐らない食べ物は安全なのか
コンビニ弁当には必ずと言って良いほど食品添加物が付かれていますが、食品添加物にはどんな効果があるのでしょうか。
①食品の品質を保つ
微生物やカビの繁殖、また油の酸化による変質を防ぐ効果。食品の品質を保つ効果。
②食品の加工時に使うもの
pH値を調整したり、型から離れやすくする効果
③食品の形成や、食感を演出するもの
プリンや豆腐など、食品を形作ったり、良い食感を持たせる効果
④食品の味や香りを良くする
甘味やうま味、また香りを加える効果
⑤食品の栄養成分のサポート
製造時に減ってしまう素材の栄養分をサポートする効果(カルシウムなど)
⑥食品の色を整える
着色や脱色をすることで、見た目でも美味しさを演出する効果
どれも美味しさや見た目を良くする目的で使用されるもので、厚生労働省が「人の健康を損なう恐れがない」と認めた基準に則って使用されています。
よく言われることに「腐らない食べ物は安全なのか?」という問いがありますが、基本的には健康を損なう恐れがないと認められているので問題はありません。
ただ、コンビニ弁当を常食するような食生活であれば添加物も堆積していくわけで、それによって健康を害する可能性も高まっていくでしょう。
そもそも、コンビニ弁当は腐らないほどの添加物が含まれているといった噂もありますが、最近のコンビニ弁当は不自然なほど長い消費期限のものはなく、添加物の量が減っているのが伺い知ることができます。
毎日コンビニ弁当で病気や死亡リスクがアップする?
食品添加物の安全性が厚生労働省によって認められていることから、添加物によって病気や死亡リスクがアップする心配はないと思われます。
どちらかといえばここで問題になるのは、栄養バランスの偏りのほうかもしれません。
毎日コンビニ弁当が続くと、どうしても糖質や脂質に偏った食生活となりがちです。
カロリーも多く、塩分も多いため高血圧などを引き起こしやすく、動脈硬化のリスクを高めてしまいます。
食品添加物にはたしかに健康に良い面はありませんが、カロリーや栄養バランス面のほうが病気や死亡リスクへの影響が大きいのではないでしょうか。
イライラするのもコンビニ弁当の体への影響の一つ?
毎日コンビニ弁当を食べていたらイライラしたり疲れやすくなったという人が結構います。
これは添加物の影響というより、主に栄養バランスが崩れていることが影響しているのだと推測されます。
栄養バランスが崩れると身体の内部や肌の不調を引き起こし、イライラしたり疲れやすくなったりといった症状が出ているためです。
これを防ぐには自炊するのが一番ですが、コンビニ弁当だとしても野菜やタンパク質を追加したり、品目のたくさん入った和食弁当にしたりする工夫をするのがオススメです。
コンビニ弁当は危険というのは嘘?
「コンビニ弁当が危険」というのは、利用の仕方によるのではないでしょうか。
確かに毎日コンビニ弁当という生活は健康面に悪い影響を与えますが、たまにであれば全く問題ないと思います。
食品添加物の面でもそうですが、毎日続けるわけでなければ栄養バランスの面でも1食2食コンビニ弁当にしたところで大きな影響はありません。
今日は疲れたから料理したくない、という時はコンビニ弁当にすることでストレスも無くなります。
自炊に比べればコンビニ弁当は身体に悪いかもしれませんが、賢く利用することで日常生活に役立てていくのが良いのではないでしょうか。